2009年5月10日日曜日

いつもの週末復活

GWが終わり、「いつもの」日曜日が戻ってきた。今朝はレアルが惨敗し、バルサに王手がかかった。昨日はマリノスがアウェー初勝利。大分には申し訳なかったが、勝てる相手に取りこぼすようではダメだ。

読了:
「グローバルリーダーの条件」(大前研一、船川淳志)
  • 「知の衰退からいかに脱出するか」リーダー版といった趣の本。日本がこれまでリーダー育成を怠ってきたつけが回っているのは企業だけではない!政治、官界、学界全てがガラパゴス化している。エピソードに出てくるが、「ビジョナリーカンパニー」を読んだことがないのは日本人マネジャーだけ、というのが典型だろう。ともすると現場主義が横行して、理論を馬鹿にしがちなのが日本人マネジャー。しかし、ロジカルでない自分勝手な考えでこれからの経済を乗り切ることは絶対に不可能だ。いつになったら「日本特殊論」を止められるのか?せめて自分はそういう狭隘な思考に陥らないよう改めて心がけたい。

「ファシリテーター 甦る組織」(芦崎治)
  • ありがちなビジネス小説ではあるが、きちんと理論的なまとめもあり、部下に読ませたいと思う1冊。ここに描かれている企業は当に典型的な日本企業。実際にはこんなに簡単に考えが変わるとは思えないが、うちの職場も何とか3割の変革容認層を見極めてリードしていこうと決意した。

購入:

「ソフトパワー」(J.ナイ)、「ビジネス三国志」(石井淳蔵ほか)

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