2009年8月20日木曜日

いずこも混戦?

 昨夜は鹿島、川崎、新潟が負け、上位が足踏み。もう少し中位・下位のチームが頑張れば混戦になる。名古屋・磐田が調子を上げてきたのに対し、浦和はボロボロになってしまった。AFC圏内から落ちたにも拘らず監督の続投宣言をだすなど、マリノス以上にフロントがおかしくなっている。マリノスはあんなものでしょう?流石に山瀬・兵藤・狩野の「パサートリオ」揃い踏みがなくなった分だけ勝ちに繋がるようになったが・・・
 プレミアではMan-Uとリバプールが早々と1敗。ブンデスではバイエルンが今一のようだ。いずこも混戦かな?(チェルシー、ヴォルフスブルグ独走だったりして)
 
今週ここまでの読了:
「プロの課題設定力」(清水久三子)
  • 問題解決力の本はあまたあれど、課題設定力の本は少ないので、それなりに参考になった。課題設定のために視座・視野・視点が重要であることやラテラルシンキングの果たす役割などの点については、役に立ちそうだ。(評価B)

「こころを動かすマーケティング」(魚谷雅彦)

  • 日本人として何十年ぶりかで日本コカコーラの社長を務めた著者の経験を踏まえたマーケティング論。所謂「4P」のうち、価格に関するエピソードはないが、マーケティングが本来の役割どおり商品(Product)に関してもきちんと影響を発揮できているというのは、コカコーラがUSの会社だからだろう。「明日があるさ」キャンペーンの話は読んでいて不覚にも涙が出そうになるくらい良かった。そういえば、10数年前、コンサルの頃、コカコーラがOne-to-oneマーケティングを考えているという話をパートナーがしていたのを思い出した。その時は「?」だったが、それだけマーケティングを真面目に考えている会社なのだと今は納得できた。(評価A-)

「発想の視点力」(三谷宏治)

  • 我が家の三谷さん本(共著除く)はこれが4冊目。直接知っている人の中でトップ3に確実に入る「地頭力」の高い人というのが三谷さんに対する私の評価。今回も十二分にそのあたりが発揮されている。「比べる・ハカる・空間で観る」言われると簡単だが、実践すると中々難しい。ただ、これが課題設定力・問題解決力ともに高める決め手だろう。(評価A+)

購入:

「人を助けるとはどういうことか」(エドガー・H・シャイン)、「『確信力』の経営学」(ロザベス・モス・カンター)、「インテグレーティブ・シンキング」(ロジャー・マーティン)、「経済危機は9つの顔を持つ」(竹森俊平)

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