2009年11月28日土曜日

師走へ

 いよいよ11月も終わり。今日はアントラーズ対ガンバ戦とフロンターレ対アルビレックス戦をTVで掛け持ち観戦。アントラーズ対ガンバは結果こそ一方的になったが、お互いに押し込む時間があり、少なくとも前半は面白かった。後半は決定力の差が見事に出たが、ルーカスの退場でThe End!一方フロンターレは押しながらもアルビレックスのカウンター狙いが意外に見事で安心できない一戦になったと思う。最後は個の力でゴールをこじ開けたが、ここらへんがこのチームの限界(=ゆえに最後にタイトルに届かない)なのかも。逆にアルビレックスの戦い方はW杯での日本(およびグループリーグ最下位候補)のあるべき戦術を示唆するようにも思われた。来季監督が変わらなければもっと面白いだろうに・・・ということで最終節まで優勝は持ち越し。野沢がいる分アントラーズ優位は変わらない。

今週の読了:
「ザ・クリスタルボール」(エリヤフ・ゴールドラット)
  • TOC理論の生みの親がセールスにまで切り込んだ。という触れ込みだが、結局は製造と同様にボトルネックが何か(この場合にはロジスティックス、とりわけ最小の配達単位の捉え方)を考え、そこに焦点を当てて全体最適化を図りましょう!ということでは共通。読み終わってB-Schoolのオペレーションマネジメントでやった「ビアゲーム」を思い出した。もうひとつ、売り上げ重視の日本企業で、リターンを重視する考えが採用されるかという点も気になった。(評価B+)
「リスクにあなたは騙される」(ダン・ガードナー)
  • 行動経済学にも通じるが、人間はリスクをとらえるのも「予想通り不合理」という事を「証明」する1冊。「頭」と「腹」との関係。アンカリングなどの法則。マスコミ・「専門家」が如何に腹に訴えかけているか。なるほどという事例が満載で、思いのほか読み終えるまで時間を要した。それにしても「大衆」は真実を知らされていないものだ。(評価A)
購入:
「フリー」(クリス・アンダーソン)、「aha! Insightひらめき思考(2)」(マーチン・ガードナー)、「実戦マーケティング思考」(佐藤義典)

その他
 明日深夜はクラシコ。バルサの調子が戻ってきたので、できれば圧勝して欲しい。

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