今週の読了:
「ザ・クリスタルボール」(エリヤフ・ゴールドラット)
- TOC理論の生みの親がセールスにまで切り込んだ。という触れ込みだが、結局は製造と同様にボトルネックが何か(この場合にはロジスティックス、とりわけ最小の配達単位の捉え方)を考え、そこに焦点を当てて全体最適化を図りましょう!ということでは共通。読み終わってB-Schoolのオペレーションマネジメントでやった「ビアゲーム」を思い出した。もうひとつ、売り上げ重視の日本企業で、リターンを重視する考えが採用されるかという点も気になった。(評価B+)
「リスクにあなたは騙される」(ダン・ガードナー)
- 行動経済学にも通じるが、人間はリスクをとらえるのも「予想通り不合理」という事を「証明」する1冊。「頭」と「腹」との関係。アンカリングなどの法則。マスコミ・「専門家」が如何に腹に訴えかけているか。なるほどという事例が満載で、思いのほか読み終えるまで時間を要した。それにしても「大衆」は真実を知らされていないものだ。(評価A)
購入:
「フリー」(クリス・アンダーソン)、「aha! Insightひらめき思考(2)」(マーチン・ガードナー)、「実戦マーケティング思考」(佐藤義典)
その他
明日深夜はクラシコ。バルサの調子が戻ってきたので、できれば圧勝して欲しい。
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