2010年3月6日土曜日

バーレーン戦・Jリーグ開幕

 バーレーン戦はロスタイムの1点が余計だった他はほぼ予定通りの結果だった。ただ、内容は韓国戦までの4戦と比べると全く異なっているように見えた。俊輔と松井が入ったためサイドの使い方が格段に良くなった。その分チャンスも多かった。あのまま松井を残すような選手交代であれば多少希望が持てたのだが・・・結局そうしなかったのでバランスが崩れた。こんな采配をやっているから内閣より低い支持率なんだと思った。まさか本番は大久保先発????

 今日はマリノス対FC東京を家で見た。結果は0対1ではあったが、マリノスの攻撃的な姿勢はGood!来週から俊輔をどのように起用するか楽しみになってきた。20日のフロンターレ戦は是非スタジアムで見ようと思う。一方相手ながらFC東京では石川と平山で決勝点というのが良かった。この二人は是非W杯のメンバーに残ってもらいたいと個人的には思う。

今週の読了
"Resource-based Theory"(Jay B. Barney and Delwyn N. Clark)
  • リソースベース理論に関する論文集。コアコンピテンス論やダイナミックケイパビリティ論とのオーバーラップについては、これを読んでも明確にはならなかった。また、結局のところ持続的な競争優位を生み出すリソースというのは相対的なものであること(それ自体は自明だろう)以上のものでないように感じた。(評価B)
「マーケティングマインドのみがき方」(岸本義之)
  • BMW、ユニクロなどの事例からマーケティングマインドの必要性を説いた本。コンサルタントの本ではあるが、理論に偏っていなかったので読みやすかった。基本は自社の顧客は誰なのかを本当に理解する事に尽きると改めて思う。(評価A)
「なぜ危機に気づけなかったのか」(マイケル・A・ロベルト)
  • 9.11がなぜ事前に防げなかったのか、といった実例から問題を発見する事、問題の予兆を見極める事の重要性が説かれている。トヨタの問題にも繋がるかもしれないが、やはり現場力の弱さとトップの器量の大きさが肝心だと思う。(評価A)
「赤い指」(東野圭吾)
  • 加賀恭一郎シリーズの1冊。単行本で出版されたときに買おうかと思ったのだが、シリーズ1作目でなかったという理由で買わなかった。今回「新参者』を読んだので、遡って購入した。犯人が当初から読者に分かっているというパターンは違うが、「親子」のあり方がここかしこに登場する点は似ている。読後感はやや重い。(評価B+)
「カッコウの卵は誰のもの」(東野圭吾)
  • これも「親子」がテーマの1冊。被害者が犯人でもあるという事が段々分かってきて、それでも最後には意外な結末が待っていた。モチーフになっている日本のアマチュアスポーツ界の有り様が、ちょうどバンクーバーオリンピック直後という事もあり、なるほどと思うところが多かったような気がする。(評価A-)
「持続可能な未来へ」(ピーター・センゲ、ブライアン・スミス、ニーナ・クラシュウィッツ、ジョー・ロー、サラ・シュリー)
  • ピーター・センゲはいつから環境問題専門家になったのだろうというのがまず第一の感想。ただ、いたる所で「学習する組織」に関する理論・ツールが登場してはいる。もうひとつ感じたのは、日本の企業はグリーン革命への対応で本当にトップランナーと言えるのか?ということ。コカコーラの取り組みなどを読むと、米国企業は侮れない。気づいたときには1週遅れになっていないと良いが・・・(評価B+)
購入
「ロスト・シンボル」(上・下)(ダン・ブラウン)、「第5の競争軸」(ピーター・D・ピーダーセン)、「結果を出すリーダーになる」(スティーブン・R・コヴィー)、「ビジネス・ツイッター」(シェル・イスラエル)、「MBA事業開発マネジメント」(グロービス経営大学院編著)

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