2011年4月2日土曜日

チャリティーマッチ

29日のチャリティーマッチは開催して本当に良かったと思う。Jリーグ選抜にもあわよくば代表の座を勝ち取ろう(復帰しよう)というメンバーが多かったので、代表の紅白戦を見ているような錯覚を感じるほどだった。カズのゴール以外でも、俊輔が一瞬みせる輝きや闘莉王の熱さはザックジャパンにないものが見られた。久々に時間が経つのが早く感じられた。明るい話題を被災地に提供できたことで、Jの社会的貢献度合いでも開幕でゴタゴタしているプロ野球に大きな差をつけることができたのではないか。

読了:
「戦略と実行」(清水勝彦)
  • 先日ゼロックス教育研究所のセミナーで聞いた、著者の講演内容を思い出しながら読んだ。「戦略のコモディティ化」はうちでも起こっている。表面的な分析から生まれるのは表層的な戦略以外の何物でもない。これから実行するプロジェクトでしっかり固めなければと再認識した。(評価A+)
「変化を生み出すモチベーション・マネジメント」(小笹芳央)
  • 解凍→変化→再凍結の各ステップで有効な戦術が網羅されている。意識して使うことで、大きな違いを生み出すことができるだろう。デスク備え付けにしたいと思う。(評価A)
「なぜCEOの転進先が小さなレストランだったのか」(パトリック・レンシオーニ)
  • 匿名性、無関係、無評価。仕事をつまらなくする3要素として著者が挙げている。Timeなどでも取り上げられているベストセラーだけあって、切り口はシンプルだが奥が深いと思う。ノートにはさっそく3要素を記入しておいた。(評価A)
「時代の”先”を読む経済学」(伊藤元重)
  • 著者は、現実の世界で起こっていることを経済学に分かり易く結びつけて解説することに長けていると改めて感じる。TPPや農業にかかわる議論には大いに賛同する。また、業界内の競合を考えると、韓国の1社当たり国内市場が実は日本より大きいといった、ちょっと驚く記述があったりして、楽しんで読めた。(評価A)
「本田宗一郎 やってみもせんで、何がわかる」(伊丹敬之)
  • 経営学者が書いた伝記だが、読み物としても十分評価に耐えられる高品質だったと思う。ホンダのDNAがどのように生まれたのか、本田宗一郎と藤澤武夫の関係、2度の経営危機がなぜ起きたかなど、興味深い内容で、リーダーのあり方という点からも本書から学べる点が多かった。(評価A)
購入:
「”結果”の出ない組織はこう変えろ!」(森時彦)、「ホワイトスペース戦略」(マーク・ジョンソン)、「なぜ『改革』は合理的に失敗するのか」(菊澤研宗)

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