2012年7月8日日曜日

夏休み第一弾

一昨日1日休みを取って軽井沢に行ってきた。天気はイマイチだったが、オーベルジュのフレンチは今回も納得の味。雨にもかかわらず蛍が鑑賞できたし、アウトレットでも良い買い物ができた。
夏休み第2弾は8月の終わりになりそうだ・・・

F.マリノスは今節もセレッソに追いつかれて引き分け。先制しても2点目が取れず試合を決められない状況が続く。ヴィッセルが負けたおかげで順位はアップしたが、上位とはまた差が開いた。前回書いたように齋藤がオリンピックで抜ける間(かつ俊輔が復活するまで)は更に攻撃力が低下すると思われる。次節がどん底のガンバであるのがせめてもの救いだが、梅雨明けは遠そうだ。


読了:
「偶然の科学」(ダンカン・ワッツ)

  • 多くの実例を詳細に見ていくことで、9.11などのイベントは事前予測できないこと、企業の成功も経営戦略が良かっただけでは成し遂げられないこと(アップル、ソニーなどの例)など、「常識」は正しくない点が「反証」されている。企業には刻々変わる事象にアジャイルに反応できる能力が益々求められているというレッスンを学んだ気がする。(評価A)
「リーン・スタートアップ」(エリック・リース)
  • リーン経営手法がスタートアップ企業であっても有効であることは驚きだった。ただ、アジリティはスタートアップほど求められるので、ある意味ではスタートアップでこそ応用範囲は大きいかもしれない。リーンプロジェクトをスポンサーする立場からは、理論を再整理することができた。(評価A)
「それをお金で買いますか」(マイケル・サンデル)
  • ディズニーやユニバーサル・スタジオのファストパスから始まり、ありとあらゆるモノ・サービスがビジネスとなっている点について論じられているが、市場主義=悪のような単純化が図られていないところが良い。市場主義経済と市場社会とを区別すべきことについては賛成だが、個々の「ビジネス」への干渉過多にならないようすべきだ。(評価A)
「リスク、不確実性、そして想定外」(植村修一)
  • リスクの解説本・入門書として極めて有効な1冊。リスクと不確実性の違い、「ブラックスワン」の意味するところ、といった金融・市場に関するリスクだけでなく、コンプライアンスなど企業経営のリスクについても分かり易く説明されている。また、挿入されている歴史エピソードの出来も高い。(評価A+)
購入:
「悩む力」、「続・悩む力」(姜尚中)、「『計算力を鍛える」(斎藤広達)、「怖くて眠れなくなる科学」(竹内薫)

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