2012年7月22日日曜日

オリンピック直前。日本代表の出来は?

いよいよ水曜の深夜からオリンピックのサッカー競技が始まる。「何やねん?あのユニフォームは!」と個人的には突っ込みをいれたいが、珍しいレッドのセカンドユニフォームは、はるか昔、ワールドカップもオリンピックも「出場するのが夢」だったころを思い出す。
U23はベラルーシ、メキシコという同じ出場国に連勝。吉田が入ってディフェンスがグッと安定してきた。メキシコに押されていたが、つまらないミスさえなければ、スペインとも良い勝負になるだろう。前線は誰を使うか未だ決まっていないようだが、杉本や大津が点を取るなど競争が良い方向に働いていると感じる。懸念は扇原。直前のJでも精彩を欠いているようだったが、自信を失っているように見える。ロングパスで形勢を変えることのできる選手で、「遠藤の後継者候補一番手」と言われる選手だが、昨夜も良い所がなかった。ボランチ(セントラルMF)の出来がスペイン戦の勝敗のキーなので、立ち直って欲しい。
なでしこはフランスに完敗したが、思い返せば昨年のW杯前もアメリカに連敗していた。準々決勝で当たる可能性が高いが、その際には別の結果をもたらしてくれるだろう。

オリンピックではアメリカのバスケットボールチーム(ドリームチーム)にも注目している。デュークのコーチKがNBAのトッププロを率いて連覇を果たしてくれるだろう。UKチームはデュークOBのルオル・デンが引っ張っているので、こちらもどこまで戦えるか楽しみだ。

読了:
「『計算力』を鍛える」(斎藤広達)

  • 「人口一人当たり」に概算することで大きな数字を理解する方法(「@換算」)をはじめ、計算力を鍛える、つまり数字のセンスを磨くことがビジネス上重要かを改めて考えた。こうし「たセンスがないと、最後にはありえない戦略・戦術が横行し、問題に発展しかねない。部下の夏休み課題読書」に推奨したい一冊。(評価A)
「挑戦する脳」(茂木健一郎)
  • サヴァン能力の持ち主などのエピソードをはじめ、脳にとって挑戦することが発達のために重要であることが分かり易く説かれている。日本が「偶有性忌避症候群」(contingency avoidance syndrome)だとする著者の問題意識に強く同意する。先送り体質の企業、決められない政治など、この「病気」がもたらす影響・問題は深刻だ。(評価A)
「重力とは何か」(大栗博司)
  • アインシュタインの相対性理論や超弦理論、マルチバースなど、素人には難解な理論の解説・入門書。最近この種の「入門書」を読んでいるが、その中でもかなり理解しやすい。本書の著者もそうだが、気鋭の学者はやはりアメリカで研究している。高等教育の問題を本書を通じても再認識した。(評価A)
「ビッグデータの衝撃」(城田真琴)
  • ビッグデータに関わる技術の解説から、企業戦略の活用例まで網羅的に解説。事例では海外と日本とのバランスが良い。海外ではプログレッシブ、国内ではコマツや日本マクドナルドの事例が面白かった。4つのビッグデータ活用パターンが理解しやすいし、参考になった。(評価A)
購入:
「財務3表実践活用法」(國定克則)、「数学入門」(小島寛之)、「心を上手に操作する方法」(トルステン・ハーフェナー)、「『超』入門 失敗の本質」(鈴木博毅)

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