2012年9月8日土曜日

UAE戦は「こんなもん」?

木曜日のUAE戦はフラストレーションの溜まる試合だった。欧州組のコンディションにバラつきがあり、攻撃がチグハグ。守備もイマイチで結構UAEに攻め込まれていた。結局収穫は駒野が左右どちらでもサイドのバックアッパーとしてはファーストチョイスだということが明らかになったことと、ハーフナーの高さはやはり武器だということが確認できたこと位だ。
ただ、今回のような試合は今後も「フル代表集合初戦」では覚悟しなければならない。自分の経験からしても、旅行先到着後(海外組にとっては帰国後)2~3日目に時差ボケからの疲れがくる。現代表の半数以上(今回招集メンバーでは12名)が海外組という状況では、初戦から大勝というのは望めなくなったとサポーターも割り切るべきだろう。
6月の最終予選3連戦の時もアゼルバイジャン戦ではコンディションにバラつきがあったが、本番ではちゃんと勝ち点を取ったので、今回についても、11日のイラク戦ではもう少しましなパフォーマンスが期待したい。2対0で十分だ。

「ヤングなでしこ」は現在3位決定戦の最中。田中陽子の先制点でリードしている。今日の結果如何に関わらず、この世代の選手は大会を通じ大きく成長した。フル代表に大きな刺激を与えるのは間違いない。

読了:
「なぜビジョナリーには未来が見えるのか?」(エリック・カロニウス)

  • スティーブ・ジョブズ、リチャード・ブランソン、ウォルト・ディズニーなどのビジョナリーがなぜ成功したか。脳科学の最新理論から解き明かそうとしている。読後印象に残ったのは、ビジョナリーはやはりしっかり考えているという事。運を味方につけたように見えるのも、結局正しい事を考え抜いていた結果だ。安易に自分もビジョナリーになれるとは夢にも思わないことが肝要。(評価A)
「ウォートン流 人生のすべてにおいてトクをする新しい交渉術」(スチュアート・ダイアモンド)
  • ”Getting to Yes"(「ハーバード流交渉術」)の解いたBATNA(Best Alternative to a Negotiated Agreement)やWin-winといったコンセプトではなく、Get moreという姿勢から交渉術を再構築した本といってよいだろう。相手の分析・規範への訴求などのタクティクスはビジネスだけではなく日常生活でも応用する場面も多い。(評価A)
「これからのリーダーが『志すべきこと』を教えよう」(ジョン・C・マクスウェル)
  • 「統率者の哲学」という邦題で訳されていた本の新版。ジョブズとウォズニアック、ピクサーの事例などが加えられ、21の戦略思考が説かれている。すべての「法則」がリーダーとして遭遇するあらゆる状況に対応しており、著者のリーダーシップ論の集大成といえるもの。恥ずかしながら、初版の記憶が薄れていたので、改めて勉強になった。(評価A)
「実戦BtoBマーケティング」(佐藤義典)
  • BtoBマーケティングにおいて、著者のBASiCS(Battlefield-Asset-Strength-Customer-Selling Message)コンセプトをいかに実践すべきか。逆に言うとBtoBであってもこのコンセプトが応用可能であることが説かれている。中小企業・中堅企業を相手にマーケティングを展開するには最良の戦略本と言って良いだろう。(評価A)
購入:
「AKB48白熱論争」(小林よしのり、中森明夫、宇野常寛、清野智史)、「日本大沈没」(藤巻健史)、「ビジネススキル・イノベーション」(横田尚哉)


ここまで書き終わったところで「ヤングなでしこ」に2点目が入った。これで大丈夫だろう!

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