2012年12月9日日曜日

忘年会続きで疲れた・・・

 先週は火・水・金・土と4回も忘年会が続いたので、バテ気味だ。
 
 火曜日はFuquaのOB会。久々に会うメンバー・初対面の人と楽しく過ごした。アドミッションが力を入れているにも関わらず、日本人入学者が減っているというのは残念だ。ビジネスウィークのランキングでは6位に上昇しているので、我々OBが国内での知名度向上に貢献することが重要なのだろう。話しているうちに、2016年のReunionには絶対デュークのキャンパスに戻ろうと改めて決意した。

 そのデューク大のブルー・デヴィルズ バスケットボールチームは日本時間で今朝行われたテンプル大戦にも勝利。9戦全勝となった。ランキングでは2位のままだが、1位インディアナとの差を少し縮めた。どこまで連勝記録を伸ばすか楽しみだ。

 F.マリノスが俊輔に2年の契約延長をオファーしたようだ。確かにここのところのパフォーマンスは全盛期並みの凄さなので、当然と言えば当然かもしれない。問題は若手が俊輔を脅かすところまで育っていない事だ。まだ天皇杯が残っているので、齋藤、小野ほか若手の奮起を大いに期待する。

(読了)
「バーニング・ワイヤー」(ジェフリー・ディーヴァ―)

  • リンカーン・ライムシリーズの最新作。電気を使った殺人事件にライム&サックスが挑む。早い時点で犯人が割り出されたということで、これには裏があるなと気づいたのだが、まさかのドンデン返しまでは予想できなかった。今回も期待を裏切らない面白さであった。(評価A)

「世界の経営学者はいま何を考えているのか」(入山章栄)

  • 欧米の経営学者はドラッカーを引用していない、という日本人にはいささか挑発的な記述からスタートし、経営学の最先端を素人にも分かり易く紹介している。組織として「知の探索」(Exploration)と「知の深化」(Exploitation)を同時に達成する「両利き(Ambidexterity)の経営」などは、これまで日本には紹介されてないが参考にすべきコンセプトだと思う。(評価A+)
「孫子とクラウゼヴィッツ」(マイケル・I・ハンデル)
  • 戦略論の古典である「孫子」と「戦争論」は、まったく異なるものではなく、視座・視点の違いを考慮すると、言っていることの内容の違いは大きくないということが説かれている。アメリカでは軍人教育のレベルが高く、最近は事業会社でも軍人OBの採用に積極的と聞いたことがあるが、こういうレベルの教育がなされているのであれば納得だ。2大著書の言いたいことが良く理解できた。(評価A)
「イノベーションを実行する」(ビジャイ・ゴビンダラジャン、クリス・トリンブル)
  • 訳出が前後になっているが、「リバース・イノベーション」著者の1冊。欧米企業においてもイノベーションを推進・成功するためには組織の在り様、人事政策とりわけ評価や報酬などをしっかりデザインしないといけない、ということが実例を交え書かれている。ましてや日本企業をや、である。(評価A)
(購入)
「ザ・チーム」(齋藤ウィリアム浩幸)、「リーダーの英断」(山内昌之 監修、造事務所 編著)

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