2012年12月2日日曜日

J1最終節&コンフェデ杯組み合わせ

 昨日は最終節にして今季初のF.マリノス生観戦だった。試合は終始F.マリノスが押していてサガンは終盤までチャンスらしいチャンスが作れなかった。豊田のロングボールを蹴るだけでは、ボンバーと勇蔵の壁は崩せない。F.マリノスではやはり俊輔が目だった。セットプレーは勿論だが、ボールを納めるところでも、守備でも、とにかく良く動いていた。ただ、裏返すと若手が彼を脅かすところまで行っていないという事で、来年以降が心配になった。ACL争いはレッズが勝ち、F.マリノスは残された天皇杯勝利に向けて当のレッズと戦うことになる。

 降格争いはアルヴィレックスが残り、ガンバとヴィッセルがJ2行きになった。前節、アルヴィレックスがベガルタに勝ったのが最終的に効いた。「前田の呪い」は今年もあった!

 昨夜、来年6月のコンフェデレーション・カップの組み合わせが決まった。ブラジル・イタリア・メキシコと、この順で戦うことになる。個人的にはスペイン、ウルグアイとの対戦が見たかったが、いずれにせよ本番に向けて良いシミュレーションになる。どんな戦いになるか、今から楽しみだ。

 デューク大ブルー・デヴィルズはオハイオ州立大にも勝利。これで昨年度ファイナル4進出校のうち3校(ケンタッキー大、ルイヴィル大、オハイオ州立大)を破った。8戦全勝でランキングも2位まで上がり、今週は1位を窺える状況だ。12月は比較的楽な相手との試合が続くので、ここで控えの層を底上げすればチャンピオンも望めるのではないか?明後日の夜はFuquaのOB会があるので、この話で盛り上がるだろう。

(読了)
「考え抜く社員を増やせ」(柴田昌治)

  • 「プロセスデザイン」というコンセプトを掲げ、日本企業の組織改革を支援する著者による1冊。問題を捌くことに長けた社員では競争には勝ち残れない、改革は深く考える事からはじめないとだめだ、という著者の考えは、外資の日本支社であっても同様に当てはまる。日本企業の問題というより、日本人の問題ととらえるべきだろう。(評価A)
「実行と責任」(清水勝彦)
  • 責任の所在が曖昧であったり、逆にトップが責任を取って辞めても、失敗から何も学んでいなかったりという日本企業の問題から、組織における責任とはどうあるべきかが論じられている。良い意味の「公私混同」といった日本組織再生のヒントは多いに参考になる。今年の経営書のベスト3には入る1冊。(評価A+)
「スタンフォードの自分を変える教室」(ケリー・マクゴニガル)
  • 意志力を高めるにはどうしたらよいか?先送りをしないようにするにはどうしたらいいか?この講義が人気を博しているというのは、こうした問題が日本人だけのモノではないという事だ。推奨されている対策は心理学や脳生理学に基づいている。いくつかは取り入れているものもあった。「気持ちの持ち方」が影響することが多いのを改めて認識した。(評価A)
(購入)
「話す技術・聞く技術」(ダグラス・ストーン、ブルース・パットン、シーラ・ヒーン)、「なぜ、あのリーダーの職場は明るいのか?」(ダイアナ・ホイットニー、アマンダ・トロステン=ブルーム、ケイ・レイダー)


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