2013年1月5日土曜日

今年はこんな年だと良いな

 今年の東京市場は東日本大震災直前の水準に戻してスタートした。円相場も円安が進んでいる。アメリカ議会が一応「財政の崖」を回避(というか先送り)したことが良かったようだ。ただ、ヨーロッパの危機も含め根本的な解決には至っていないので、まだしばらく「綱渡り」の状況は続くのだろう。今年はそうした課題解決に向けた途が明確になると良いな。

 サッカーでは日本代表が3月のヨルダン戦でブラジル大会1番乗りを決め、6月のコンフェデでイタリア・メキシコを破り、準決勝でスペインと当たるところが見たい。また、「ロンドン組」など若手から新戦力が台頭して、W杯本番に向けた代表争いが白熱すると良いな。
 そんな中心配なのはF.マリノスだ。マルキーニョスとドゥトラの契約が更新された一方、谷口の移籍が濃厚だという。平均年齢がこんなに高いチームは他にあるだろうか?世代交代ができないでズルズル行くと昨年のガンバのような事になりかねない。補強に積極的な他チームの動向を見ていると、正直今シーズンは「残留できれば御の字」ぐらいに期待を下げざるを得ない。

 デューク・ブルー・デヴィルズは無敗のまま今晩からACCのトーナメントに突入する。NCAAのファイナル4進出は勿論だが、2010年以来の全米チャンピオンになれると良いな。

 自分自身はというと、去年よりも健康で、仕事では成長を実感できるよう努力だ!元日から「レ・ミゼラブル」を見たが、映画も見たいし、Jや代表のなどにも足を運びたい。この面も更に充実するようにしよう。

読了:

「ブルーマーダー」(誉田哲也)

  • 「ストロベリーナイト」から始まる姫川玲子シリーズの最新作。前作「インビジブルレイン」から1年余りが経過し、姫川が池袋署に転勤している中で起こった殺人事件。ある意味ではこれまでの長編3作、特に「ストロベリーナイト」と「インビジブルレイン」を清算するような内容になっている。殺人の手口は相変わらずグロテスクで、食後にはちょっとキツイ。(評価A)
「企業価値評価」(上)(下)(マッキンゼー・アンド・カンパニー)
  • Valuationの名著も第5版になった。初めて読んだのは第2版の原書で、その時から比べると随分大作になっている。この本を読むたびにビジネススクール2年目の"Corporate Restructuring"のクラスを思い出す。その時感じた日本企業の弱さ、ダイナミズムの欠如は20年近く経った今でも変わらない。本書の最終章を読んでその思いを改めて実感した。(評価A)
購入:
「知の逆転」(吉成真由美 インタビュー・編)、「リーダーが身につけたい25のこと」(鈴木義幸)、「七つの会議」(池井戸潤)


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