2013年2月11日月曜日

なでしこ、U-17、神奈川ダービー

なでしこジャパンがメキシコに快勝して女子W杯でベスト8入り。また、U-17もニュージーランドに大勝し過去最高のベスト8に並んだ。どちらも「バルサのようなサッカー」と高い評価を得ており、少しだけ「日本らしいサッカーとは何か」という問いへの答えが見えてきたのではないだろうか?

なでしこについては、澤がクローズアップされているが、岩淵のような若手が育ってきているし、海外組の経験も生かされている。ドイツ、アメリカ、ブラジルも好調だが、是非この一角を破って次のステージ(メダル)に進んで欲しい。

U-17は前回プラチナ世代が予選リーグで敗退した時の反省から、185センチクラスのセンターバックを配して高さにも対抗できている。相手が弱かったこともあるが、予選リーグの時より上手くなっているので、ブラジルにも十分勝てる。明日の試合が楽しみだ。

そんな中で、今夜は神奈川ダービー。先週末の暫定順位では2位と3位の直接対決。マリノスには谷口、フロンターレには田中、山瀬、小宮山と相手チーム出身者もいる。憲剛が帰ってきたフロンターレが俊輔の出場が「?」なマリノスより優位だが、マリノスはここで勝てなければACLはあり得ない。

読了:
「昭和天皇」(古川隆久)
  • 平和主義者、立憲君主の信奉者であった昭和天皇が、理想を貫き、そのために孤立し、戦争に突入していくさまが、周囲の残した史料から明らかにされている。「たら・れば」の世界ではあるが、周囲のサポートがあれば、違った展開があったのではないかと思う。リーダーの在り様という点でも昭和天皇の戦争責任についてのご自身の考え方に感銘を受けた。(評価A)
「日本人の誇り」(藤原正彦)
  • 会社の行事に著者を呼ぶという話を聞いて読んだ。日本はアメリカの戦略に抗うことができず戦争に突入したこと、南京大虐殺の幻などを取り上げ、いわゆる「自虐史観」が日本人の誇りを失わせたとする著者の論建ては理解できなくもないが、グローバル経済の中で、「ガラパゴス化」を奨励する結論には賛成しかねる。(評価B)
「コーチングの神様が教える『前向き思考』の見つけ方」(マーシャル・ゴールドスミス、マーク・ライター)
  • オースチン・パワーズが使っていたので記憶にあるモジョ(MOJO)という言葉。物事がなかなか上手くいかない時には示すことが難しい。しかし、著者の説くように気持ちの持ちようで打開できるところもあるかもしれない。仕事のモジョと個人的なモジョという区別をすることで、そうした前向きな気持ちにたどり着けるかもしれない。(評価A)
「危急存亡時のリーダーシップ」(トーマス・コルディッツ)
  • 軍隊や消防、あるいはスカイダイビングといった極限状態にあるチームには、どんなリーダーシップが求められるか。著者はそれが平時のリーダーにも参考にすべきところが多いと説く。そういう意味では、現場第一線のリーダーには大いに参考にしてもらいたい一冊だ。(評価A-)
購入:
「会社は変われる!」(魚谷雅彦)、「日本の未来について話そう」(マッキンゼー・アンド・カンパニー責任編集)、「学習する組織」(ピーター・M・センゲ)、「真の指導者とは」(石原慎太郎)、「世界の運命」(ポール・ケネディ)、「柳井正の希望を持とう」(柳井正)、「3.11後 日本経済はこうなる!」(池田信夫 他)、「組織を脅かすあやしい『常識』」(清水勝彦)

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