小野の移籍にも言及されているwebSportivaの浅田氏のコラムが面白い。Jリーグのチーム経営について鋭く指摘されている。若手の海外移籍をクラブ経営の戦略に組み込むことはライセンス制導入後の方向性として一つの途を示している。
ラトビア戦のメンバーが決まり15人が「海外組」となった。去年のウズベキスタン戦では海外組の動きが重く敗戦を喫した。今回はヨルダン戦の勝率を高めるために敢えて主力を招集したという事なので、勝ち負けで一喜一憂するのはやめようと思う。
読了:
管理力(ジョー・オーエン)
- リーダーシップ論に関する本が多い中、「管理」に重点を置いていることがユニーク。マネジメントにはIQ、EQと並んでPQ(政治指数)が必要という。実行手段としていかに権力を行使するか、取り上げている本は少ないが、現実の中では重要なポイントだ。(評価A)
「MBA事業戦略」(相葉宏二、グロービス経営大学院 編)
- ポーターの戦略論から始まり、ブルーオーシャン、破壊的イノベーション、デコンストラクション、プラットフォーム、フリー、シェアといった最新の事業戦略論まで言及されている。また、事業戦略のエコノミクスについてもページを割いて解説されている。「MBA経営戦略論」の進化版というに相応しい。(評価A)
「ジャッジメントイノベーション」(大西正一郎、松岡真宏)
- 産業再生機構OBで、新たな形のコンサルティングファームを立ち上げた2人による日本企業改革のススメ。意思決定メカニズムを変えないとグローバル競争に生き残ることができないという主張には全面的に賛成する。後半自慢話的な事例紹介になったのが残念。(評価A-)
「マネジャーのためのチェンジマネジメント」(リチャード・ニュートン)
- ファイナンシャルタイムズが出しているこのシリーズはQualityの高いモノが多い。様々な形で改革・変更を行う必要があるマネジャーには、参考になる点が多い。移行と改革の完了とを混同してはならないとか、日常業務を軽視してはならないとか、ともすると見失いがちな視点が押えられている。(評価A)
購入:
「ネット・プロモーター経営」(フレッド・ライクヘルド、ロブ・マーキー)、「プロフェッショナルは『ストーリー』で伝える」(アネット・シモンズ)、「2052 今後40年のグローバル予測」(ヨルゲン・ランダース)、「アメリカは日本経済の復活を知っている」(浜田宏一)、「ハスラー」(アリ・カプラン)
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