2013年3月17日日曜日

開幕3連勝!

 J1は第3節まで終了し、代表ウィークに入る。F.マリノスはセレッソと並び開幕3連勝で首位をキープした。3試合で11得点は戦前の予想を良い意味で大きく覆したが、薄い選手層を考えるとまだまだ安心できない。連勝は止まったがレッズはやはり「本命」に相応しい強さだし、他のACL勢とアントラーズも強い。次節あたるFC東京では千真、アーリアの元マリノス選手が絶好調なので、本当の実力を試す最初のテストになるだろう。

 ヨルダン戦を控える代表は、やはり本田と長友の2枚看板抜きで戦うことになった。本田の穴は清武と乾が、長友に代わっては高徳と駒野が埋めることになるだろう。今回これとは別に注目しているのはFW(ワントップ)だ。前田がファーストチョイスだが、ここのところハーフナーが好調なので、アジア相手なら高さが威力を発揮できるし、場合によっては大津を使う手もある。ザッケローニにはメンバーを固定しすぎるという批判もあるが、こうして見ると「準主力」クラスが充実してきており、全体の底上げが図られつつある。まずはカナダ戦のスタメンで誰を選ぶだろうか。

読了:
「昨日までの世界」(上)(下)(ジャレド・ダイアモンド)

  • 「銃・病原菌・鉄」、「文明崩壊」に続くダイアモンドの新作。WEIRD(西洋的、教育が普及し、産業化され、富める、民主的な)世界と、パプア・ニューギニアなどの「昨日までの世界」とを対比しつつ、文明によって人類が得たもの、逆に失ったものが明らかになってくる。先進国の生き方がweirdな(異様な)ものにさえ見えてくる。未来を考える上で、いろいろな点で示唆に富む。(評価A+)
「脳科学がビジネスを変える」(萩原一平)
  • マーケティングやR&Dのようなファンクションでも、ダイバーシティなどマネジメントを考える上でも脳科学の最新研究は様々な点で有効なツールになるということが説かれている。グーグル、IBM、ディズニーなどの企業がこうした点を意識して研究しているのに対し、日本企業がいかに遅れているかも分かる。(評価A)
その他:
 明日にはNCAAトーナメントの組み合わせが決まる。デュークがACCトーナメントで早々に敗退してしまったことはどう影響するのだろうか?いよいよMarch Madness本番だ。

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