2013年3月3日日曜日

Oscar・、J1開幕、香川、Duke、どうするサイドバック

この一週間は話題が多かった・・・
 
先週月曜日、アカデミー賞が発表された。風邪で休んだこともあり、アメリカから帰って以来初めてしっかり中継を見た。作品賞はアメリカでの下馬評通り”Argo” (「アルゴ」)が獲得した。でも、ショーとしてのハイライトはメインキャスト総出演の”レ・ミゼラブル”だった。どちらも見た作品だったので、良かったのだが、興奮して却って熱が出てしまった。

昨日J1がスタート、今日からはJ2も始まった。F.マリノスはベルマーレに苦戦したが、最後は4対2で勝利。俊輔が貫禄のゴールで先制し、その後逆転されたのはいただけなかったが、齋藤の(意外だったが)日産スタジアムでの初ゴールが決勝点となった。去年よりだいぶマシなスタートが切れたので、「前田の呪い」さえ避けられればそこそこいけるかも。

香川がやってくれました。初のハットトリック達成!(ケチャップがあふれ出ました。)アシストしたのがファン・ペルシーとルーニーというところが大きい。チームメートの信頼が高まるだろうから、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ、レアル・マドリー戦セカンドレグが楽しみになった。レアルもクラシコに連勝して乗り込んでくるので、良い試合になるのは確実。

Dukeは木曜日Virginiaに敗れたが、今朝のMiamiとの大一番でRyan Kellyが大復活し(Triumphantとの見出しがついた)、何とか勝利を挙げた。レギュラーシーズンは後2試合。無事にACCトーナメント、NCAAトーナメントへと進んでもらいたい。

最後に、今月末のヨルダン戦を控える日本代表の雲行きが少し怪しくなってきた。内田に続き、長友が故障し両サイドバックが欠場という可能性が高まった。W酒井(さかいさかい)に期待しよう。本田もCSKAの親善試合を休み続けているが、こちらは香川初めタレント豊富なので、恐らく大丈夫でしょう。

読了:
「強い力と弱い力」(大栗博嗣)

  • 昨年の「ヒッグス粒子発見」がどういう意義を持つのか。素粒子論がいかに発展してきたか、研究の歴史含め解説されている。湯川秀樹はじめ日本人ノーベル物理学賞受賞者が果たしてきた貢献が大きい事を再認識。それでもまだ宇宙を構成する要素の95%は「暗黒」だという深さに驚愕。(評価A)
「リーダーシップ3.0」(小杉俊哉)
  • 中央集権型(1.0および1.1)、調整者型(1.5)、変革者型(2.0)という段階を経て支援者型(3.0)のリーダーが求められていると著者は説く。変革者型(2.0)までについては理論も整理されているので「その通り」と理解できたが、支援者型(3.0)については道まだ半ばという感じが強い。ただ、一企業(集団)の利害極大化を目指すだけでなく、もっと大きな「共通善」をも目指すリーダーが必要なのだろう。その点で3.0の理論がどう進化するか楽しみだ。(評価A-)
「MBA流 チームが勝手に成果を出す仕組み」(若林計志)
  • こちらは、与えられたメンバーでいかに成果を上げるか」という、ずっと泥臭い中身(マネジメント・コントロール)を扱った1冊。マネジメント上では鬼でも仏でもNG。行動・結果・環境という3つのコントロールをチームの成長段階に応じてバランスを変えつつ実行していく必要性はその通りだ。(評価A-)
「源泉」(ジョセフ・ジャウォースキー)
  • 「シンクロニシティ」、「出現する未来」の著者がU理論の発見とそれ以後の「進化」がいかになされてきたかを回想録的にまとめた1冊。複雑系を扱うサンタフェ研究所のブライアン・アーサーや野中郁次郎といった研究者は勿論、あのユリ・ゲラーまで登場するので驚きだった。自然とのかかわりの重要性については日本人と違った感覚があるので面白かったが、読み終わって”So What?"という思いもあった。(評価A-)
購入:
「統計学が最強の学問である」(西内啓)、「昨日までの世界」(上)(下)(ジャレド・ダイアモンド)、「知的生産のための科学的仮説思考」(竹内薫)、「脳科学がビジネスを変える」(萩原一平)、「データ・サイエンティストに学ぶ『分析力』」(ディミトリ・マークス、ポール・ブラウン)

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