F.マリノスはナビスコカップに入っても好調が続いている。フロンターレ戦に続き、ヴァンフォーレにも勝って、公式戦5連勝を果たした。フロンターレ戦ではファビオに使える目途が立ち、今日はマルキーニョス抜きで勝てた。ただ、何と言っても俊輔がすごい。どこかのコラムで後藤健生氏が「本田の代役は俊輔に」と書いていたが、その通りだと思わせる活躍だ。FC東京戦もマルキーニョス抜きとなるのでリーグ最初の試練となるが、俊輔が引っ張って、「勝ちきれるチーム」であることを示して欲しいものだ。
アメリカではNCAAのバスケットボール・トーナメントが始まった。初日はハーバードが第三シードのニューメキシコに勝ったのがニュースだったが、二日目も第二シードのジョージタウンが敗退した。わがデューク・ブルー・デビルズは昨年1回戦敗退の反省?を生かし着実に勝利を収めた。デュークが第二シードとして入ったMidwest地区はルイビル(第一シードで全体のトップシード校)、ミシガン州立(第三シード)が入った最激戦区だが、何とか突破してファイナル4に進んで欲しい。
読了:
「知的生産のための科学的仮説思考」(竹内薫)
- サイエンス作家として著名な著者による「ビジネス書」。科学において仮説が果たす役割はビジネスにおいても何ら変わりはなく重要であることは理解できる。また、アップルやディズニーなどの事例も理解しやすいので、入門書としては良いだろう。ただ、コンサルタントなどの手による類書の方がビジネスにおいては実践的だった。(評価B+)
「データ・サイエンティストに学ぶ『分析力』」(ディミトリ・マークス、ポール・ブラウン)
- ビッグデータとかデータ・アナリティクスとかがバズワードになっているが、重要なのはそれこそデータから何を読み取るのかという分析力だし、そのための仮説思考だということが再認識できた。著者が属するオグルヴィなどの広告代理店がこうした分野のコンサルティングを展開することで生き残りを図っているのだという事も理解した。(評価A)
「デフレーション」(吉川洋)
- 日銀新総裁就任にタイミングを合わせたわけではないが、貨幣数量説の批判を通じ金融緩和がデフレの万能薬ではないと説く話題の本を読んだ。クルーグマン理論の問題などを丁寧に論じており、トンデモ理論を論破する最後の「結論」の章は特に読む価値が大きい。アベノミクスにおいて金融緩和に加え成長戦略を構築する必要性が分かる。首相が企業に賃上げを要請していることは本書の主旨に沿う「デフレ対策」である。(評価A)
購入:
「ヤバい経営学」(フリーク・ヴァ―ミューレン)、「リ・インベンション」(三品和広+三品ゼミ)、「インテンション・エコノミー」(ドク・サールズ)、「ジャッジメントコール」(トーマス・H・ダベンポート、ブルック・マンビル)、「2020年 金融サービス」(日本IBM金融インダストリーソリューション)
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