2013年6月16日日曜日

コンフェデ開幕

ワールドカップブラジル大会まで1年を切り、コンフェデレーションズカップが始まる。この時期にブラジル・イタリア・メキシコと本大会の会場で3試合できるのは、貴重な経験であるのは勿論だが、前回も書いたようにブラジル以外「本気」の国はないので、日本にもチャンスはある。更に、この大会を通じ、来年まで代表に残れる選手がある程度選別されるだろう。

ということで期待したブラジル戦だったが、結果は0対3と惨敗。前半3分の得点がなかったらとは思うが、昨年10月ポーランドで戦った時よりもダメだった。ワールドカップ常連国を相手にするときには、まだ2010年のような守備的な戦い方しかできないのかもしれない?イタリア戦でどう立て直せるか?



読了:
"The End of Competitive Advantage" (Rita Gunther McGrath)

  • Hypercompetitveな環境の中では従来の競争戦略理論が掲げていたSustainable Competitive Advantage(持続的競争優位)は望めない。これからはTransient Advantage(変化に適合して競争優位構築する能力)が競争を決するという著者の指摘は鋭い。Yahoo Japanを含む10社のケーススタディも参考になる。我々の働き方にも変化が求められていることを理解すべきだろう。(評価A)
「ファスト&スロー」(上)(下)(ダニエル・カーネマン)
  • 行動経済学のGuruでノーベル経済学賞受賞者である著者が、エイモス・トヴェルスキーとの共同研究を含むこれまでの成果や、発展の歴史、最新の研究結果までを一般向けに分かり易く解説した一冊。行動経済学はこれ一冊読めば分かるといえる内容。直観のシステム1、熟考のシステム2という整理が様々な局面での我々の意思決定を解き明かす上で有効であることが理解できる。(評価A+)
購入:
「不格好経営」(南場智子)、「西郷隆盛 命もいらず 名もいらず」(北康利)

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