試合結果は物足りないが、今回も予選突破一番乗り達成。ここから1年、最終メンバー23名の争いが始まる。ザッケローニが「クラブの日程かと思った」とジョークを飛ばすぐらい代表戦が組むことが出来たし、アジアカップ予選免除で欧州遠征もできる。本田や長友の言うとおり本大会で優勝するためには「強い個」が23人集まらなければならない。欧州組は勿論、国内組がクラブでどれだけ活躍できるか、がカギだ。東アジアカップでは柿谷、大迫、柴崎あたりが招集されるのでは?FW、Central MF、CBは最終メンバー入りに大きなチャンスがある。
来週はイラク戦を終えるといよいよコンフェデだ。ブラジル以外は各大陸の予選が重要なので、本気度は低いはず。準決勝・決勝進出、更には優勝も決して夢ではない。(実際2001年は決勝まで進んだではないか!)前回スペインを破ったアメリカのような旋風を巻き起こして欲しい。
読了:
「会社の老化は止められない」(細谷功)
- 先週読んだ「崩壊する組織にはみな『前兆』がある」にも通じるが、組織も発足時から成長段階を経るにつれ社内の利害関係者が増え、スタンプラリーが始まり、官僚主義がはびこるようになる。人間の動脈硬化みたいなものだ。こうした劣化は止められないというのが著者の主張。ではアンチエイジングは?社内の「子供」への期待?もう少し聞いてみたい。(評価A-)
"Playing to Win" (A.G. Lafley, Roger L. Martin)
- 最近復帰が発表されたP&GのCEOとコンサル出身の経営学者による経営戦略立案の手順書。ポーター等のポジショニング理論とバーニー等のリソースベース理論を組み合わせる事で有効な戦略を構築するステップは大いに参考になる。スタートが「ヤル気」というのは経営者らしい。(評価A+)
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