2013年8月11日日曜日

ウルグアイ戦代表決定・J1第20節

8月14日のウルグアイ戦の代表メンバーが発表された。欧州組は10名で東アジアカップで新たに招集されたメンバーも豊田、柿谷、工藤、山口、青山が選ばれた。F.マリノスからは常連組だった栗原が漏れ、齋藤も選出されなかったので久々代表ゼロとなった。香川など何人かは直前の合流なので、東アジアカップ組の出場機会は多そうだ。ウルグアイもカバーニ、フォルラン、スアレスらが揃ったので良い試合を見られるのではないか。

今節F.マリノスはサガンと対戦。俊輔のめずらしいヘディングシュートで先制。一端追いつかれるという毎度おなじみの展開を経たが、マルキーニョスのオーバーヘッドシュートが決まり2位を守った。レッズとアルディージャが敗れたので勝ち点差が若干開くというおまけもついた。次節はFC東京。ここから試練の4番勝負だ。


読了:
「ようこそ、我が家へ」(池井戸潤)

  • 「半沢直樹シリーズ」で注目度が高まった池井戸潤の新刊。といっても雑誌連載は2005年~2007年というものだ。主人公が港北ニュータウンに住んでいて、中野に職場がある、というのは自分と同じだという事もあり購入した。会社で起こる「事件」はいつもの事だが、本作では家庭にも事件が起こるという点でユニーク。定年間近になった銀行員の悲哀もよく描かれている。(評価A)
「戦略読書日記」(楠木健)
  • 「ストーリーとしての競争戦略」、「経営センスの論理」が如何に生まれてきたか、著者の読書記録を通じ考えの一端が見える。幅広いジャンルの本を読んでいるのだなあ、と感心するが、紹介されている本に絶版となっているものが多いのと、著者一流の「グダグダ」「だらだら」という感じ(特に巻末の対談・・・)は好みの分かれるところだろう。私はちょっと辟易した。(評価B+)
「リーダーシップ・マスター」(マーシャル・ゴールドスミス、ローレンス・S・ライアンズ、サラ・マッカーサー)
  • タイトルは「リーダーシップをマスターさせるためのコーチングは如何にあるべきか?」という風に読み替えないと内容を誤解する。コーチングのAからZまでをまとめた本というと若干言い過ぎかもしれないが、リーダーシップ研究、コーチングの第一人者がこれだけそろってまとめた本書は、「コーチングの辞書」といった形で使うのがよさそうだ。個人的にはマイクロソフトの人材開発プログラムが興味深かった。(評価A)
「金融依存の経済はどこに向かうのか」(池尾和人+21世紀政策研究所)
  • 欧米の金融危機の原因は何か、日本のバブル崩壊以降学んだ教訓は生かされたのか、グリーンスパンはどのような判断をしてきたのか、アベノミクスの行方は?などの疑問に答える内容で、新書だが、内容が濃い。5つの「日本化現象」(資金フロー、金融政策、金融機関運用、クレジット市場、金融規制)という纏め、最終章での財政再建への提言が印象に残った。(評価A)



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