2013年9月8日日曜日

2020年東京オリンピック決定!グアテマラ戦、ナビスコ杯レイソル戦

2020年夏のオリンピックおよびパラリンピックの開催都市が東京に決定した。スポーツ界は勿論だが、久々に国民共通の目標ができたことで、日本全体が元気になることが期待できる。被災地の復興にもタイムリミットが設定でき、事業が加速されるのではないか。
サッカーで言えば、女子は勿論フルメンバーでの金メダル獲得が現実的な目標となり、男子はメダル獲得とその先カタール大会以降での世界一実現を見据えた強化が期待される。7年後のU-23ということは今のU-16以下の年代が主力となるが、もっと下の年代からどんなタレントが生まれるのか、今から楽しみだ。

金曜日のグアテマラ戦は久々の快勝。相手が守備的で、カウンターの怖さもない状態で完封はある意味当然だった。前半は何度か良い崩しからシュートは放つものの無得点。後半頭から柿谷と本田が入ったことで更に攻撃が鋭くなり3点が生まれた。香川を含むトリオが近い距離で絡んだときの中央突破は素晴らしかったが、強豪相手では懸念の方が大きい。本田は相変わらず守備で手を抜いていて、柿谷の方が自陣まで追いかける有様。また香川も毎度おなじみの中央よりポジションにとどまったまま。この二人の意識は変わらないだろうから、「それでも戦える」布陣を考えるしかないだろう。その意味で10日のガーナ戦が楽しみだったが、来日するのはエッシェンもボアテングもいないチーム。期待する試合ができるだろうか???

土曜日のナビスコカップ準決勝。F.マリノスはアウェーで相性の悪いレイソルと対戦。ネルシーニョ辞任騒動が落ち着いた相手は本来の強さを示し、F.マリノスは0対4で完敗した。ホームのセカンドレグが残ってはいるが、余程の事がないと決勝進出は望めない状況となった。事実上全てのタイトルに挑むというチャレンジは断念せざるを得ないので、ここは気持ちを切り替えて、俊輔はじめ主力は再開後のリーグに集中して欲しい。


読了:
「『論語と算盤』と現代の経営」(守屋淳 編著)
  • 論語や渋沢栄一の著作が現代の経営者にどのように響いているのか。様々な分野の経営者とのインタビューを通じ紹介されている。およそ論語と遠のなさそうなアクセンチュアの程さんやスクウェア・エニックスの和田社長が多くを学んでいる所が興味深かった。三浦藤沢信用金庫の平松理事長による岩崎弥太郎、安田善次郎、大倉喜八郎と渋沢栄一の比較が的を射ていた。(評価A)
「バカと笑われるリーダーが最後に勝つ」(松山淳)
  • トリックスター・リーダーシップとは何か、「しなやかなリーダーシップ」とは?最初は「そんなことできるわけない」と言われながらも自分の信念を貫き時代を動かしたリーダーの行動が事例を通じ明らかにされている。マキャベリ、織田信長、坂本龍馬、本田宗一郎、スティーブ・ジョブズ、稲盛和夫といったリーダーにAKBの高橋みなみが加わっているが、あのグループの躍進における彼女の役割を見ると納得できる。(評価A)
「世界は宗教で動いてる」(橋爪大三郎)
  • キリスト教(カトリック、プロテスタント)、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教、仏教などの宗教が欧米、中東、インド、中国そして日本の生活にいかに根を張っているか。グローバル時代を生きるために必須ともいえる知識がStep by Stepで説かれていて非常に分かり易かった。日本人自身もまた宗教から無縁ではないのだと改めて考えた。(評価A)
「明治国家をつくった人々」(瀧井一博)
  • 伊藤博文、山形有朋、井上毅といった「有名人」からアメリカ彦蔵、渡辺洪基(初代帝国大学総長)など教科書では登場してこない人物、さらに日本人に影響を与えたヨーロッパの法学者など・・・それぞれの立場から明治憲法、帝国議会という国家の形ができるまでいかに貢献したかが理解できる。新書だが中身の濃い一冊だった。(評価A)
購入:
「宇宙はなぜこのような宇宙なのか」(青木薫)、「経営者が語る戦略教室」(日本経済新聞社 編)、「30の戦いからよむ世界史」(上)(下)(関眞興)

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