2013年11月10日日曜日

俊輔抜きは・・・(グランパス戦)

今節は予想通り俊輔抜きの闘いとなった。中継が見られなかったのでネットで経過を確認するだけだったが、結果は1対2で24節以来の敗戦だった。まだレッズの試合が始まる前の投稿だが、首位を明け渡す可能性が出てきた。救いはサンフレッチェも引き分けに終わった事で、一気に3位転落ということは事態は避けられた。その他ではアントラーズが勝利し、勝ち点を56に伸ばし、セレッソもFC東京を下し勝ち点53となった。セレッソは残り3試合がサンフレッチェ(ホーム)・アントラーズ(ホーム)・レッズ(アウェー)となるので、タイトル争いの台風の目だ。セレッソの勝利はF.マリノスに追い風をもたらしてくれるので、期待したい。

F.マリノスは残り3戦負けられなくなった。次節ジュビロ戦には俊輔も戻るだろうから、心機一転勝利を目指して欲しい。また、ホーム最終戦のアルビレックス戦は今季4回目の観戦だ。

この2週間は今年最後の代表ウィーク。オランダ・ベルギーとの戦い方次第では、今度こそブラジル本大会の戦術を見直さなければならなくなるだろう。香川の調子が上がってきたのは好材料ではあるが・・・

読了:
「祈りの幕が下りる時」(東野圭吾)

  • 加賀恭一郎シリーズの最新作。「新参者」からの日本橋三部作の最終作という位置づけで、一つの殺人事件が、加賀が何故今の職場への異動を希望したかや彼の母親の秘密まで明らかにしていく。推理としては途中で犯人の検討はつくのだが、それでも最後まで読ませるのはストーリーがしっかり作られているからだろう。「原子力ムラ」の現場の実態が描かれたり、仙台を舞台にするところは震災を意識している。エンディングは次の展開を暗示しているようだ。(評価A)
「BCG未来をつくる戦略思考50」(マイケル・ダイムラー、リチャード・レッサー、デビッド・ローズ、ジャンメジャヤ・シンハ)
  • ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の創立50周年を記念し、過去から現代に至る同社の戦略コンセプトが50のテーマに集約されている。古典の経験曲線(Experience Curve)やタイムベース競争、デコンストラクションに関する論文がまとめられており、戦略論の進化を再確認できた。日本人の手による論文がなかったのが残念だった。(評価A)
「日本の論点」(大前研一)
  • プレジデント誌で掲載されている「日本のカラクリ」からの抜粋で、日本が直面している課題をいかに著者が考えているかが再確認できる。必ずしも個々の課題に関する著者の解決策全てに賛成するものではないが、「この国をどうするのか」というグランドデザインの欠如という根本的な問題認識はその通りだ。安倍氏の限界も見え始めてきたし、本書を読んでこの先どうなるか心配が大きくなってきた。(評価A)
「日本経済論の罪と罰」(小峰隆夫)
  • 旧経済企画庁出身のエコノミストによるアベノミクスなど日本の経済政策評価が展開されている。脱成長論、反TPP論、雇用慣行、財政再建などいずれの章についても、俗論のいい加減さが経済学的に論破されていて、読んできて気持ちの良い一冊だった。小泉改革の評価など今の政権が本書から学ぶべき点は多い。(評価A)
購入:
「その科学があなたを変える」(リチャード・ワイズマン博士)、「なぜ人と組織は変われないのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー)、「ロードサイド・クロス」(上)(下)(ジェフリー・ディーヴァ―)、「感染遊戯」(誉田哲也)

最後に久々Dukeのネタ。
昨年1995年以来のボウルゲーム出場を果たしたフットボールチームは今季も好調。日本時間今朝のノースカロライナ州立大戦にも勝って7勝2敗。昨年の6勝を上回った。また、バスケットボールのシーズンも開幕。初戦は期待のHood、Parker2人をはじめ5人が二けた得点を挙げての快勝。こちらは昨年ルイビルに阻まれたファイナル4進出を目指して欲しい。

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