2013年11月2日土曜日

残り4試合。俊輔入院!!!!!!

前節F.マリノスはアウェーでトリニータと対戦。俊輔が記録づくめの直接フリーキックを決めて1対0で勝利、首位を守った。TVで生中継を見られなかったので、ダイジェストでしか見ていないが、「流石!」というシュートだった。他の上位チームもセレッソが敗れた以外波乱はなかった。残りは4試合。対戦相手を見るとレッズはベガルタ・フロンターレ・セレッソとの試合を残し、サンフレッチェもセレッソ・アントラーズのアウェー戦が残っている。日程はF.マリノスが有利だ。守備陣が5試合完封を続けているので、点さえ取れれば優勝できる。今週はしっかり休んで10日のホーム、対グランパス戦に備えてほしい。

と、ここまで金曜日の午後書いていたら「俊輔が胆のう炎で入院」というニュースが入ってきた。数日間入院・加療が必要、という公式発表からすると幸い重症ではなさそうだが、次節100%の動きは到底期待できないだろう。これまで俊輔に引っ張ってもらってきた攻撃陣は勿論チーム全体で穴を埋めて欲しい。突然次節が正念場になった。

前回取り上げた「96ジャパン」はカウンターからの2失点でスウェーデンに敗れた。75%のボール支配率でも負けるという事実をどう受け止めるか。良いサッカーをしている事は誇って良いので、是非次の世代98ジャパンに繫げて欲しい。

今週一番のお粗末はJ1の2ステージ制再検討というニュース。小手先の金欲しさに詳細を詰めずに走ったツケが出た。再度マーケティングの4P(Product, Price, Place, Promotion)から考えてはどうか?もう10年以上前だが、マーケティングの自主勉強会でテーマとして取り組んだことがあったことを思い出した。その時に出たアイディアは:
  • (しばしば言われているように、)Jの開催日は学校・地域サッカー部の活動を控え、子供たちが観戦できるようにすること。
  • 代表とのセットでリーグ戦を売ること。(日本協会がJ軽視になっていないか?)
  • (始めてはいるが)他国リーグとの協力関係構築。(オランダリーグが海外リーグの若手有望株を「輸入」・育成してトップリーグに返すような事をJではできないだろうか?)
  • 観戦チケットの価格体系見直し、 などなど。
やれることはまだ沢山ある筈だ。


読了:
「ハーバード・ビジネススクールが教える顧客サービス戦略」(フランセス・フレイ、アン・モリス)
  • 先週読んだ「ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略」にも共通しているが、すべてを完璧にこなそうというのは、そもそも戦略ではない、と教えてくれる。きちんと顧客が誰か把握し、意味のある差別化を図る。必要あればコストを顧客に負担してもらうなど有効なサービス戦略を構築するためのステップは納得できるものだ。(評価A)

「そして日本経済が世界の希望になる」(ポール・クルーグマン)
  • 数々の著作で知られ、ノーベル経済学賞受賞者でもある著者から見たアベノミクスの評価は如何にもリフレ派らしい。金融緩和(第一の矢)および財政出動(第二の矢)の評価が高く、規制緩和(第三の矢)の効果は限定的という。また、インフレターゲットも4%であるべきとか、増税はNGとも主張されている。消費増税を決定したことがどう影響するか?いずれにせよアベノミクスはまだ道半ばだ。(評価A)


「BCG流 最強の思考プロセス」(リュック・ド・ブラバンデール、アラン・イニー)
  • 改革・改善のプロジェクトを進める上でよく部下に"Out of Box Thinking"を奨励するが、実践は極めて難しい。まず新しい「箱」を作ることから始めるという本書が説く5つのステップは理想的なものだ。(ここで「しかし」と書いて止めた)だからうちのチームでどうやれば実践・定着できるかしっかり考え・トライしてみよう。(気分が前向きになってきた・・・)(評価A)


購入:
「失われた20年の勝ち組企業100社の成功法則」(名和高司)

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