2015年5月9日土曜日

3バックでグランパス戦勝利!これからも継続?気づいたら映画6本も見ていた・・・

ミッドウィークのグランパス戦。F.マリノスは2対0で今シーズン水曜日では初となる勝利を挙げた。ここに来て俊輔の肉離れなどまたまたケガ人続出という状況で、苦肉の策ともいえる3バックが上手くはまった。1点目は相手のミスからのゴール、2点目は相手が一人少なくなった中で生まれたゴールで、もっと点が取れていたと思われるのはいつものF.マリノスらしさということだろう。ただ、グランパス選手の疲労度を考慮しても、小林と下平が高い位置をとり、相手のストロングポイントであるウィングバック(特に永井)をしっかり押さえたあたり3バック採用は成功といえるのではないか。日曜日はアルビレックス戦。レッズ戦からの(ナビスコカップ含む)7連戦、残念ながら2勝4敗と負け越しは決まっているが、最後は連勝で締めくくって欲しい。

GWが終わり3月から続いていた映画・舞台鑑賞も一段落となった。そこで感想を纏めると・・・

映画編:

  • 「君が生きた証」:大学内の銃撃で息子を亡くした父親が、生前に残した曲を人前で披露したところ反響が大きくなるという流れが、途中で「なるほど、そうだったのか」という展開になる。これが原因で見終わった後少し気分が重かった。
  • 「ジュピター」:ラナ&アンディ―ウォシャウスキーによるぶっ飛んだ発想のファンタジー。ミラ・クニス演じる、シンデレラにも通じるようなヒロインの設定が面白かった。
  • 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」:カメラワークが見事。個人的にはブロードウェイのマジェスティック劇場が何度も映るので、「オペラ座の怪人」良かったなあ、などと思いながら見ていた。アカデミー作品賞を取ったのだから、マイケル・キートンが主演男優賞でも良かったのでは?
  • 「パレードへようこそ」:ゲイ&レズビアンの集団が、サッチャーの政策に反発しストを決行した炭鉱労働者の支援に立ち上がるというUKでの実話が題材。元気が出る映画で、何故か「フル・モンティ」と同じ匂いがした。
  • 「グッド・ライ」:こちらもスーダンの難民がUSに移住するという実話が基になっている。こちらは見た後、心があったかくなる映画。
  • 「セッション」:映画通の中でアカデミー作品賞に推す声も大きかった作品。音楽学校でのレッスンの場面など主人公と鬼教師とのやり取りに途中息苦しくなるようなところもあったが、ラストの「キャラバン」は凄かった。
舞台編:
  • 「レ・ミゼラブル」:新たな演出(映画と同じ)になってからは初めて見た。名曲の数々はやはり何度聞いても良かった。隣で見ていた奥さんに「『民衆の歌』の時は歌いだしそうだった」と言われてしまった・・・
読了:
「素数はなぜ人を惹きつけるのか」(竹内薫)
  • 出現の仕方がランダムなだけでなく、素数には興味深い性質があるということ。名前だけは聞いたことがったリーマン予想がどんなものであるか。また、素数の年に生まれるセミといった自然界での不思議。更には超ひも理論と素数との関係。本書はこれらのテーマをできるだけ分かり易く、「素人向け」に解説してくれている。使えそうなネタが多かった。(評価A)
「日本財政『最後の選択』」(伊藤隆敏)
  • 日本の財政赤字がいつまで持ちこたえられるのか。著者は楽観論・悲観論のいずれに与することなく、様々なシナリオをシミュレートすることにより未来を予測している。その上でこのままでは避けられない2020年代半ばでの危機回避には消費税率20%への引き上げが必要との結論が導き出されている。単に財政再建のための増税を主張するだけでなく、成長戦略の必要性を説くなど非常にバランスのとれた説明に納得できた。(評価A+)



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