2015年11月7日土曜日

リーグ戦11試合ぶりの敗戦

8月~10月の3か月間負け知らず、その間俊輔が8月・9月とベストゴール賞を連続受賞し、更には月間MVPを8月は齋藤、10月は俊輔が獲得するという快進撃を続けてきたF.マリノスだったが、今節リーグ戦11試合ぶりの敗戦でプレーオフ進出の望みが絶たれる結果となった。

この試合で勝てなければ2ndステージの優勝の可能性も年間3位以内の可能性も消滅という瀬戸際の試合にも関わらず、ここのところ4連敗中のアントラーズを前に怯んだのだろうか、イレブンからは気迫が伝わってこなかった。前半開始早々に先制点を許し、後半にもカイオに追加点を奪われて0対2で敗れた。サイドで遠藤とカイオに主導権を握られ、守備に追われていた上、俊輔に対する小笠原と柴崎のプレッシャーがきつく、攻撃は単発。ただ一人齋藤だけが孤軍奮闘していた。残念ながら力の差を見せつけられた試合になってしまった。

これで唯一残った獲得可能なタイトルは天皇杯となった。次週アウェーのヴィッセル戦では是非意地を見せて欲しい。

読了:
「CSV経営戦略」(名和高司)
  • マイケル・ポーターが2011年に提唱したCSV(Creating Shared Value)。「社会価値と経済価値の両方を創造する次世代の経営モデル」として注目されているコンセプトの内容を深掘りし、ネスレやGEなど海外での実践事例を紹介すると共に、ユニクロや三菱ケミカルなど日本企業の実例も紹介されている。日本企業経営者の「CSVは日本企業がやってきたこと」という安易な考えを否定し、改めてポーターの考えをアレンジした日本的なCSVの在り様を説いている。内容の濃い一冊。(評価A)
「ジオエコノミクスの世紀」(御立尚資、イアン・ブレマー)
  • 地政学(ブレマー)と経営(御立)という組み合わせは今までなかったものではないか。グローバルな経済活動が益々前提となる企業経営を考える上で、地政学的な観点もまた重要になってきていることが本書を通じ改めて理解できる。米中関係の行方、イスラム圏におけるサウジアラビアとイランの関係、「Gゼロ後」の世界で日本はどうすべきなのか、また企業はどう立ち回る必要があるのか、など参考となる点が多い。(評価A)

購入:
「戦略思考トレーニング 経済クイズ王」(鈴木貴博)、「ハウス・オブ・デット」(アティフ・ミアン、アミール・サフィ)

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