2015年11月15日日曜日

ヴィッセル戦に敗れ今年の無冠決定・・・

天皇杯の4回戦、アウェーでのヴィッセル戦は後半の失点でリーグ戦アントラーズ戦から連敗。パリでのテロ事件の後の試合、モンバエルツ監督たちスタッフとの連帯を掲げたサポーターの努力もむなしく、毎度の事ながらゴールは遠く、結局今シーズンの無冠が確定してしまった。来週はアデミウソンや齋藤にとって文字通りの最終戦となる可能性がある。是非とも勝って有終の美を飾ろう!

代表のシンガポール戦。3対0では物足りないと思うのは私だけではないだろう。金崎や柏木はよくやったが、常連組は・・・所属チームでレギュラーを取れていなくてもポジションが確保されている選手さえいる。監督は言行不一致と言われても仕方ない。就任当初の印象とこんなに変わった監督がいただろうか?最終予選までにこの監督の下でチームを作れるか非常に心配だ。

カレッジバスケットボールのシーズンが開幕した。ディフェンディング・チャンピオンのわがDuke、初戦・2戦目とも快勝でシーズンをスタートした。日本時間水曜日朝にはケンタッキーとの大一番。シーズン終盤まで見据え、しっかり勝っておきたいところだ。

読了:
「資本主義に希望はある」(フィリップ・コトラー)

  • マーケティング研究の大家である著者が、貧困・格差など資本主義の抱える課題を明らかにし、そこにどう対応すべきかを説いている。個々の課題に対して様々な立場で書かれた多くの経済書が引用されており、極めて公平な立場に立っているところに好感を覚えた。最終章で資本主義の希望を守るのにマーケティングの果たすべき役割について触れているのは、流石にマーケティングのGuruというべきだろう。(評価A)

「アメリカの世紀は終わらない」(ジョセフ・S・ナイ)

  • アメリカの一極集中化、中国の世紀の始まりといった俗説を排し、今後もアメリカの地政学的優位が変わらないことを説いている。アメリカに対抗する勢力としてヨーロッパ、日本、ロシア、インド、更には中国の現状と課題を整理している。ソフトパワーの違いを強調するのは著者ならではのポイントだ。日本が今後アメリカ、中国、ロシア、インドなどの国々とどういった関係づくりに励めば良いかについても、本書は有益な示唆を与えてくれている。(評価A)

「【戦後史の解放Ⅰ】歴史認識とは何か」(細谷雄一)

  • 世界史と日本史の分離という戦後教育の問題点を踏まえ、改めて20世紀初頭から世界の平和主義と日本との関係を解説している。本書を読むと、日露戦争の捕虜に対する対応を世界から高く評価され、国際法を順守していた日本が、その後国際協調路線から次第に脱線し、世界の流れを読めないままに軍部の暴走を許し、遂には開戦へと突き進んだかが一層理解できる。続編が楽しみだ。(評価A)

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