2016年1月23日土曜日

U-23オリンピックまであと1勝!

U-23は準々決勝でイランと死闘を演じ、延長戦の末3対0で勝って準決勝に進んだ。ここのところ代表で続いた準々決勝敗退の連鎖にピリオドは打てた。おそらく準決勝の相手はイラクになるだろう。これまでこの世代が乗り越えられなかった壁に挑戦者として挑んでもらいたい。準々決勝では延長戦まで戦ったが、火曜日の準決勝まで相手より1日多く間隔があくのでマイナスにはならない。手倉森監督の采配もここまで的中しているので、是非次戦をスッキリ勝ってオリンピック6大会連続出場を決めて欲しい。

F.マリノスの新体制発表会。新助っ人の発表はなかった、というか先送りになったようだ・・・懸案の得点力アップについては発表されるまで(というか助っ人が馴染むまで)は伊藤とラフィーニャ、富樫の頑張り、そして青山学院との練習試合でハットトリックを決めた和田の大化けに期待することになる。モンバエルツ監督は母国フランスで若い世代の監督の実績を持つので、うまく若手の成長を引き出して欲しい。

Dukeがここのところ9年ぶりの3連敗と不調だ。このままではランキングも25位以下に落ちる可能性がある。次戦はNC Stateとのアウェー。まだまだ苦闘が続くのか?昨年は危機を乗り越えて全米王座まで駆け上がった。今年は厳しいが、それでもここで踏ん張ってもらいたい。

読了:
「宇宙を動かす力は何か」(松浦壮)

  • 数式を使わずに引力や相対性理論を説明するというのが本書の特徴。AKB48の総選挙という俗っぽい話題からスタートし、一歩一歩「宇宙を動かす力」に迫っていく。ただ、いまこうやって月曜日に読んだ本の記述内容を思い出すのに苦労しているので、著者の試みがどこまで成功したかは「?」だ。(評価A-)

「ロボットの脅威」(マーティン・フォード)

  • 今世紀に入って「雇用なき経済成長」というフレーズが当たり前になってきたが、本書を読むと、将来はそんな生易しいものではないと痛感した。シンギュラリティが到来するか否かに関係なく、ますます多くの仕事がロボットに置き換わり、かといって新たな雇用が生まれることもなく、却って経済が衰退する。もはやテクノロジーの発展を無邪気に喜ぶことはNGだ。(評価A+)

「企業家としての国家」(マリアナ・マッツカート)

  • 著者は国家がリスクを取って開発した技術や投資、更には産業保護の政策なしにはAppleやGoogleの成功はなかったと言う。この主張には一理あるし、こうした企業が税金という形で母国に十分な貢献にしていない、という点も理解できる。また、ベンチャー・キャピタルが近視眼的という批判も当たっていると思う。しかしながら、それでも本書は国家の役割について過大評価しているように思うし、ジョブズのような目利きができなければ、いくら国家が新技術を生み出しても日の眼を見ずに終わるのではないだろうか。(評価B)



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