2009年2月11日水曜日

今日はオーストラリア戦

最低でも引き分けが監督留任の条件だろう。相手のコンディション不良に頼らざるを得ないのは真に情けない。今のフル代表にはそのくらいの危機感を持っている。今晩そんな危惧を吹き飛ばして欲しい。

読了:
「現場力復権」(遠藤功)
  • 3部作に続く「現場力」もの。現場、見える化など上辺だけ繕った企業の続出に「元祖」が待ったをかけたという趣の本と言えるのではないか。10年以上前、一緒に仕事をしたときから遠藤さんの姿勢は変わっていない。そういえば遠藤さんはよくジーコの本を引き合いに出していたのを思い出した。

「幕末史」(半藤一利)

  • ペリー来訪から西南戦争までの約25年のハイライトが纏まった本だと思う。改めて見てもそれぞれの立場で、若い登場人物たちがもがきながら突っ走った様子は面白い。半藤氏は登場人物たち自身何のための倒幕→新政府樹立かという理由・ビジョンが描けていなかった、というのを基本としているよう感じられた。一人そうしたことを意識したのが大久保利通だったのだろう。数多くの作家がそれぞれの視点から作品を書けるということ一つをとっても、今に至る日本史の一大ターニングポイントであったのだと、今更考えた。

購入:

「回復力」(畑村洋太郎)、「人脈力」(岡島悦子)、「さらばアメリカ」(大前研一)

その他:

明日からは杖なしで出勤できそうだ。この何日間は大きな社会勉強であった。何より分かったのが、都心のターミナルと呼ばれる駅のバリアが如何に高いかだ。新宿も渋谷もとにかくエレベータの数は少ないし、乗り換えが不便。あくまでも「健常者」の目線で設計されている。グランドデザインはこんな所でも欠落している。高齢化社会進展と共にこれらのバリアが街の衰退に繋がるのではないだろうか?

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