現時点の読了:
「マッキンゼー式 最強の成長戦略」(P.ヴィギュエリ、S.スミット、M.バグハイ)
- 今だからこそ?必要な成長戦略論。市場を細分化して考えようとは、T.レビットの「マーケティングマイオピア」やJ.ウェルチが後半掲げた「市場を大きく捉えよ」というコンセプトとある意味真っ向から対立するコンセプトだが、今うちが置かれている環境を考えると示唆に富んでいると思う。M&Aを含めた二つの戦略がOragnic(有機的な)成長を大きく上回る貢献をしているという実態を果たして現在の環境下日本の経営者がどれほど理解できるだろうか?
「IFRS」(PwC)
- うちは外資系なのでIFRSは「お馴染み」だが、これから日本企業はどうするのか興味があって買ってみた一冊。ブランドの評価やリースの会計処理からM&Aへの影響まで、経営戦略への意味合いが比較的分かりやすく書かれている。それにしても会計事務所は同じことを繰り返すのだろうか?今のPwCはかつてAndersen Consulting (AC)とArthur Andersen (AA)双方にコンサル機能を持っていたのとよく似ている。AAがEnronと共に消滅を余儀なくされた歴史まで追いかけるのだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿