2010年8月1日日曜日

怒涛の一週間が終わっても・・・

 先週は本社からの来客対応が来年度予算作成などの作業にプラスされ、フル回転の一週間だった。今週もその余波が予想されるが、あとひとふん張り。再来週は少し休もう!? 

 マリノスはグランパスに完敗。ここぞという時に決めたのは結局グランパスの外国人二人。マリノスもグランパスも日本人選手はいざシュートという時になると吹かしたり、正面にいったりするばかり。終了間際の俊輔のフリーキックすら楢崎にはコースがバレバレ。 日本(人)の決定力不足は続く・・・
 

読了:
「仕事で成長したい5%の日本人へ」(今北純一)
  • 著者が自らどのように自己の価値を高めたか、特に欧米人とのインタラクションをどう勝ち抜いたかといった「(ドヤ顔ならぬ)ドヤ本」といった面が強かったのが残念。ただ、外資に勤める身にとっては、それなりに参考になる点も多い。重要なのは自分の軸を如何に確立し、しっかりと保持する事ではないだろうか。(評価B+)
「リーダーのための中国古典」、「中国古典に学ぶ人を惹きつけるリーダーの条件」(共に守屋洋)
  • 前者の中に述べられているように、現代のリーダーシップ論の多くが中国古典の中で既に取り上げられているということが良く分かる。皆を前に一言言うことを前提にするなら前者の方が良いし、理論を多少なりとも体系だてて見るには後者が良い。いずれにしてもどちらか一冊で充分。私は前者の方が良かった。(評価A-とB+)
「ビジョナリーカンパニー③衰退の五段階」(ジェームズ・C・コリンズ)
  • 原書を読んでいたので、改めて読み直したというところだが、やはり感じるのは、「いかなる企業も永久に成長し続ける事などできない」との前提で驕りを避け、地道に経営する事の必要性だ。その上で(多少矛盾するが)どこまでリスクを取って成長のドライブを掛けるかということなのだろう。経営者の真価はそうした所に現れると思う。(評価A+)
「究極の鍛錬」(ジョフ・コルヴァン)
  • グラッドウェルの「天才!」とオーバーラップする内容だが、こちらの方が少し実践的。著者が言う通りビジネスの世界で「究極」の5条件を満たす鍛錬を行うことは難しいが、かつての日本企業はこれに近い社員教育(OJT)を行っていたと思う。ただ、後継者・ハイポテンシャルの育成という限られて面ではあるが、今では外資の方がそうした点を意識してやっているのではないか?(評価B+)

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