2014年11月1日土曜日

10位に逆戻り・・・錦織また快挙

F.マリノスはセレッソとスコアレスドロー。勝ち点は44になったが、また「定位置?」の10位に逆戻りしてしまった。全般に(マリノスよりもっと)出来の悪いセレッソを押してはいたが、俊輔のシュートが枠に飛ばず、後半藤本のヘッドはキーパーのナイスセーブに防がれてしまった。結果的に残留争いを面白くするのに一役買っただけで前節は終了してしまった。次は3日のレッズ戦。こうなったら首位いじめで優勝争いも面白くさせよう!あと4戦は来季につながるような戦いを期待します。(というか、こうしか言えないのが実態だということだ。)

錦織圭がパリ・マスターズ1000で準決勝に進出。ついに自力でマスターズ・ファイナルへの出場権利を獲得した。試合内容については伝聞でしかないが、初戦から3試合続けてフルセットまで行っているので、必ずしも調子は良くないのだろう。それでもロブレド、ツォンガ、フェレールを破っているということは、錦織が本当のトップ選手になった証拠だと思う。次は準決勝ジョコビッチ戦。またハードルは上がるが、この大会で優勝すればバブリンカを抜いて世界ランキング4位になれる。上にはジョコビッチ、フェデラー、ナダルしかいないという状態だ。ファイナル出場で安心することなく、更なる高みを目指して欲しいし、その実力は備わった!

読了:
「熟断思考」(籠屋邦夫)

  • ダニエル・カーネマンが「ファスト&スロー」で説いたスロー思考の手引きといった一冊。著者はスタンフォードで意思決定理論を学び、マッキンゼーやStrategic Decision Groupでコンサルティング実務でそれを応用してきた。ロジカル思考の限界を如何にして超えるのか、感覚というか主観的な価値観にも配慮している点で、「後悔しない」意思決定が可能となるというのが面白い。(評価A)
「戦略思考ワークブック【ビジネス篇】」(三谷宏治)
  • 営業・販売、サービスといった専門分野から事業戦略・ビジネスモデル、さらにオフィスワークまで、著者の「重要思考」モデルが応用できることを20の質問を考えることで訓練していく。AC時代プロジェクトでご一緒させていただいた頃、三谷さんが本書のように分かり易い言葉と見やすいスライドで、本質に迫っていたのを思い出した。(評価A)
「60分で名著快読 クラウゼヴィッツ『戦争論』」(川村康之)
  • クラウゼヴィッツの「戦争論」について、その内容の解説だけでなく、ナポレオン戦争などの時代背景、一時ロシア軍に入隊していたという事などクラウゼヴィッツの一生、内容が誤解されてきた歴史と更に近年の再評価まで、本書を読むと理解が一層深まる。(評価A)
「ビジネススクールで身につける会計力と戦略思考力 ビジネスモデル編」(大津広一)
  • ユニクロ、しまむら、三越伊勢丹3社の決算書比較から始まって、ビジネスモデルによってキーとなる財務指標が異なること、逆に「業種」が違ってもビジネスモデルが近ければ決算書が似てくることなど、本書を読むとビジネスパーソンが身につけるべき「会計力」の中身が明確になる。(評価A)
購入:
「ソロモンの偽証」(5)(6)(宮部みゆき)、「なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか?」(久世浩司)、「国家の暴走」(古賀茂明)

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