2016年11月3日木曜日

13勝12分9敗でシーズン終了(レッズ戦)

11月3日J1リーグ最終戦が行われ、F.マリノスは年間王者がかかるレッズとアウェーで対戦した。試合前日にまさかの小林退団決定のニュースが流れたことで、何となく暗い気持ちでのTV観戦が始まった。スタメンはトップ下に兵藤、天野がボランチで、事前に伝わっていた4-3-3には見えなかったが、それは一方的にレッズがボールを支配する展開だったからだろう。マリノスは跳ね返すのがやっとで、セカンドボールを拾われてまた攻め込まれるという状況。ただ、レッズのフィニッシュが精度を欠いてくれたおかげで0対0で折り返す。

 後半、天野がボールを持つ回数が増え、そこから斎藤へ渡ってチャンスを迎えるなどマリノスにも攻撃の機会が生まれてきた。しかし先制点はレッズ。ゴール前でパスをつながれ関根がシュート、こぼれ球を柏木に決められた。これで終わりか?と思ったが、後半40分ハーフライン付近でボールを得た伊藤からマルティノスへのパスが通り、これをマルちゃんがうまく流し込んで同点に追いついた。フロンターレが負けているとの情報が入ったレッズは時間稼ぎに入りそのまま試合終了。試合には負けなかったが目の前で年間1位に喜ぶレッズを見ることになった。

 これでマリノスのリーグ戦全日程が終了した。結果は13勝12分9敗の勝ち点51で年間10位。ここ数年で最悪の順位で終わることになった。引き分けの多さ、特にホームで勝てなかった要因は何なのか?ケガ人が続出したこととマリノスタウン閉鎖に因果関係はないのか?表面上若手は台頭したが、主力として引っ張っていける人材はいるのか?他にも課題は山積している。一方で天皇杯獲得に全力を尽くすのはもちろんだが、J2への降格が決まったグランパスのようにならないため、クラブ経営陣にはしっかりと総括し、しかるべき補強をおこなってほしい。

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