水曜日に名古屋へ日帰りで行った。何年か前と比べると街が静かで、朝も道路は空いていた。やはり都市が元気にならないと地方重視だけでは国の勢いは無くなる。みんな本当は感じているのに建前だけが先行する。今のような1票の格差があるままでは、都市型政党は誕生しない・・・
話は一変。今晩はオランダ戦。トルシエ時代のフランス戦のような位置づけになるのか?それともジーコ時代のドイツ戦?何となく後者のような結果になって、ニッポンは強いなどという「神話」が復活してしまい、最終的に南アフリカの本番に悪影響(=予選リーグで3敗)を及ぼすように思われてならない。
読了:
「人を助けるとはどういうことか」(エドガー・H・シャイン)
- 心理学の本?というのが率直な感想。助けを求める側と助ける側のポジション(つまり助ける側が自然と優位に立つ)を踏まえて、助ける側がどうしなければならないか。人をリードし、マネージする立場の人間が特に弁えなくてはならない事だと思う。支援する側は専門家・医師・プロセスコンサルタントという3つの立場で接するという点が特に重要。(評価B+)
「経済危機は9つの顔を持つ」(竹森俊平)
- 今回の経済危機について著者が様々なバックグラウンドを持つ9人の識者と行った対談集。アメリカの景気刺激策への評価が総じて否定的なのと、小泉内閣での不良債権対策への評価(著者の「竹中さんは日本の恩人」という発言が象徴)の2点が面白かった。この本だけで結論を出すのは問題がありそうだが、やはりアメリカが危機以前のように世界経済の成長を牽引することは不可能との認識を持って経済政策を考える必要がありそうだ。(評価B+)
「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」(夏野剛)
- ネットビジネス発展のためには結局のところ経営者が世代交代せよというメッセージが強く打ち出されているように思う。リアルなビジネスでできる事をまずはネットでもやってみる。その上でリアルでなければプラスできない要素、またその逆の要素を考えていけば良い。携帯についても古い世代の先入観を排除して考える。といったところが本書から読み取った「レッスン」だ。退場すべきは役人も同じ。特に、ここでも3流役所である厚労省のネットでの薬販売規制が一番の例である。著者にはこんな観点でももっと突っ込んで欲しかった気もする。(評価A)
いまのところ今週は購入書籍はない。
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